在宅生活の延長に出てくるのが、入居施設です。在宅で暮らすことが難しくなったら、入居施設をご活用ください。
ここでは、入居施設の選び方のコツをお伝えします。

介護度が進むと、住宅環境、介護者の介護力(人数や年齢や就労状況など)、合理的な判断力の有無、本人のアクティブさ(行動力)などにより、在宅での介護が難しくなる場合が出てきます。
入居施設の探し方は、ケアマネージャーと相談しながら選択肢を検討してください。

意見のわかれやすいテーマですので、家族間で、事前にゆっくりと相談をしておくことをおすすめします。特に、介護を直接している方と離れた家族との温度差が出やすいので、なるべく、日ごろから情報共有をしておくことが大切です。


特別養護老人ホームの選び方

【見学】

入居施設を選ぶ場合、特別養護老人ホームに限りませんが、ホームに足を運び、実際の入居者と職員の様子と雰囲気を感じ取ってください。
ケアの大半は人と人との関係ですので、とても大切なポイントです。生活環境で生命力の輝きが変わります。
2か所見れば、比較する力が出てくるので、ホームの選択がしやすくなります。忙しい中でも、ご自分たちの目で見て選ぶことをお勧めします。

【看取り体制】

看取りの体制があるか無いかは、大きな選択肢となります。
特別養護老人ホームに入居した後に、入院が3か月以上続く際には、制度上一旦退去となります。そのため、病院と老人保健施設と特別養護老人ホームを渡り歩く場合も出てきます。
落ち着いて、最後の日を迎えるためには、看取り体制のある老人ホームを選ぶことをお薦めしています。

看取り体制があるところでは、口から食べれなくなってもホームで最期まで過ごすことが可能となります。
看取り体制が無い場合は、口から食べれなくなると入院して点滴や経管栄養での延命治療を受けることになります。入院生活が長くなると、退去かそのまま病院で亡くなる方が多い現状です。

当苑では2007年より看取りの体制を開始し、現在では、90%以上の方を苑で看取っています。人生の最期を介護者(ご家族)と職員とともに過ごすことは大変幸せな時間です。
最後のお見送りは、介護者(ご家族)、入居者、職員(ボランティア含む)が一緒に、ご本人の好きな音楽とともに正面玄関よりお送りしています。

入居時には向かい合うことが難しいテーマではありますが、看取りは老人ホーム選びの大切な選択肢です。

【費用】

原則、要介護3以上にならないと、入居できない施設です。公的な資金が入っているので、利用料は、比較的安く設定されています。
特に、従来型の特別養護老人ホームは、建築費用にも公的補助が入っているので比較的安いです。

ユニット型特別養護老人ホームは、建築費用は受益者負担で料金に加味されている分高くなります。

【申込先】

入居申し込みは、川崎市事業協会(川崎市委託先)が一括して郵送で申し込みを受けます。但し、各老人ホームでも受付が可能なので、見学時に申込用紙を提出する方法もあります。各施設にお尋ねください。(当苑は見学時に提出可能です)


介護付きの住宅や老人ホームの選び方

介護付きの住宅や老人ホームは、介護保険サービスの付き方がさまざまですので、住宅環境だけでなく、介護サービスの量や質や制度を確認することが必要です。
介護度が重くなった場合の対応(退去・転院を含む)も確認します。また、認知症の受け入れの有無、看取り体制の有無、返還金制度も確認材料です。
各種情報は、デパート等に設置している高齢者の住まいの相談窓口やネットから入手できます。


老人ホーム紹介業者を選ぶ際の注意点

紹介業者のスポンサーは、紹介先として登録している有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅、グループホーム等です。
広告を出すホームは空き部屋をなくすために広告を出していますので、スポンサーの意向を反映した相談になることは自然といえます。

消費者として、その点を加味して情報をしっかり吟味する必要があります。評判が良く広告をださなくても集客ができるホームもあります。
逆に大量の物件がある場合には、紹介業者を経由した集客が常設という場合もあるでしょう。

それぞれの窓口には、相談員がいますので慎重に条件を確認してください。ネットにも複数の選び方がでていますので参考にしてください。
どちらにしても、予算に合わせてホームを選んだら、直接見学に行くことをお勧めします。入居金が高額な場合、自宅を売却していることが有ります。
一生の住居となりますので、慎重にお選びください。

入居施設は、ホームに足を運び、実際の入居者と職員の様子と雰囲気を感じ取って下さい。ケアの大半は人と人との関係ですので、とても大切なポイントです。
生活環境で生命力の輝きが変わります。2か所見れば、比較する力が出てくるので、ホームの選択がしやすくなります。忙しい中でも、自分たちの目で見て選ぶことをお勧めします。

施設で暮らす

介護情報サービスかながわ


初めての介護

初めての介護 入居施設の選び方トップへ

TOP